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The Rolling Stones "Singles Collection: The London Years"他

 本日も新宿にて仕事の打合せ。終了後、いつものディスクユニオン新宿ジャズ館へいざ出陣。さて、今回の収穫は。

 まずはThe Rolling Stonesの"Singles Collection: The London Years"。

 タイトルの通り、ロンドン(デッカ)時代のイギリスとアメリカで発売されたシングルのA面B面の曲が全て収録されている。60年代のストーンズは、シングルとアルバムを明確に分けて発売していたので、オリジナル・アルバム(特にイギリス盤)を全て集めても、シングルで発売された曲の多くは収録されていない。A面の曲はベスト・アルバムで補えるけど、B面の曲は聴けないものが多かった。そんなことからも、このシングル・コレクションの存在意義は大きい。特に初期のシングルにはブルーズやR&Bのカバー曲も多く、ストーンズの歴史を俯瞰するには外せないアイテムだ。

 3枚組BOXセットで1,000円。本日の大収穫!。

 お次は、Courtney Pineの"Journey To The Urge Within"。1986年にリリースされたコートニー・パインのファースト・アルバム。

 今回、総勢31名のチャーリー・ワッツ・オーケストラのメンバーの作品をチェックしてみたけど、単独名義のコーナーが設置されていたのはコートニー・パインのみ。彼の人気を示すとともに、ブリティッシュ・ジャズ・ミュージシャンの知名度の低さをも示している。

 このホーム・ページの目的は、チャーリー・ワッツの活動を紹介するとともに、彼が影響を受けた40~50年代のジャズや、彼と共演したブリティッシュ・ジャズ・ミュージシャンを紹介することにある。自分で楽しみつつ、少しずつでも紹介していきたい。

 残りはまとめてご紹介。Charlie Parkerの"The Original Recordings of Charlie Parker"と、Benny Goodmanの"Benny Goodman Sextet Featuring Charlie Christian"。

 先日、ホーム・ページに新設した《Jazz - Cover Song》のためのコレクション。チャーリー・ワッツがソロ活動でカバーした曲のオリジナル・レコーディングまたは著名なレコーディングを紹介するもの。

 チャーリーのデビュー・アルバムはビッグ・バンド形式。ベニー・グッドマン等のスウィング・ジャズからのカバーが多く収録されている。

 そして、セカンドおよびサード・アルバムは、チャーリー・パーカーへ捧げるアルバム。ピーター・キングのオリジナル曲が中心だが、チャーリー・パーカーの曲も収録されている。

 これぞ目指すべく❝チャーリー的ジャズ増殖論❞。