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The Rolling Stones "Voodoo Lounge Uncut"ほか

 HMVで注文していたDVD3枚がご到着。僕はCDと比べるとDVDの購入量が極めて少ない。単純にDVDの単価が高いということもあるし、CDのようにコンプリートにコレクションしてみようとの気持ちも少ない。だから今回のように3枚も同時に購入するのは極めて異例のことだ。何故かというと、HMVで❝1万円以上購入すると35%のクーポンプレゼント❞をやっていたからに他ならない。通常この1万円以上購入はCDと書籍のみが対象でDVDは含まれない。しかし何故か今回に限ってはDVDも対象となっていたので、以前から欲しいと思っていたDVDを購入することと相成った訳だ。

 まずは、The Rolling Stonesの"Voodoo Lounge Uncut"。随分前にDVDで発売されながらもほぼ廃盤状態になっていたものが、完全版となってCDもついての再発。

 注目はロバート・クレイ、ボ・ディドリー、シェリル・クロウとの共演。どうしてもヒット曲オン・パレードのセット構成になってしまうストーンズのライヴにおいて、ブルーズ・ミュージシャンや、御大ストーンズの面々も頭が上がらないような大御所ミュージシャンとの共演があると、ピリッとライヴが締まるし、ストーンズのメンバーも楽し気だ。映像が綺麗になったであろうブルー・レイも楽しみだ。

 お次は、The Rolling Stonesの"From The Vault: No Security - San Jose '99"。

 このストーンズのフロム・ザ・ボルト・シリーズが良くわからん。未発表ライヴを高画質で発売してくれるのは嬉しいところだが、ブルー・レイ発売がなかったり、CDが付いたり付かなかったり。同じツアーの日本公演のみが別で発売されたり。

 ストーンズの映像作品に対するオリジナル性も全く適当で、過去に正式に発表された作品がオフィシャル・サイトに載っていない。新譜としての映像作品や、前掲の"Voodoo Lounge Uncut"のような再発物、フロム・ザ・ボルト・シリーズとの区分けもよく分らん。コレクターとしてはオリジナル作品は揃えたいところだが、何を基準とすればよいのか全く中途半端・・・。まあ、それはあれだけ管理の厳しいビートルズにも共通しているところだけど。今後のコレクションへの課題。

 2014年に鬼籍に入ってしまったボビー・キーズのドキュメンタリー映像。

 僕はこの手のドキュメンタリー物は殆ど見ないのだけど、ボビー・キーズに関してはとても興味があった。ストーンズのみならず、ジョン・レノン、エリック・クラプトン、ザ・フーなど超大物ミュージシャン達と長年に渡って共演してきた男だ。つまらない人生の訳がない。

 チャーリー・ワッツのインタビュー映像もあるとのことで、とても楽しみだ。期待大!。