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マリアンヌ・フェイスフル他色々

 4日間家を空けていたら、HMVで注文していたCDと本がドドーンとご到着済み。取り敢えずはCD群からご紹介。

Marianne Faithfull _ The Very Best Of Marianne Faithfull

 Marianne Faithfullの”The Very Best Of Marianne Faithfull”。チャーリー・ワッツは2曲に参加。オリジナルは1969年に発売されたシングル盤。

 1960年代、ブリティッシュ・ポップの妖精と言われたマリアンヌ・フェイスフル。60年代後半にミック・ジャガーの恋人だったことから、チャーリーも参加している。

 

 

Marianne Faithfull _ A Collection Of Her Best Recordings

 Marianne Faithfullの“A Collection Of Her Best Recordings" 。チャーリー・ワッツは1曲に参加。

 前掲シングルの1968年の録音から、ちょうど四半世紀後の1993年の録音にチャーリーも参加。1968年のシングルのプロデューサーは当時の恋人であったミック・ジャガー。今回のプロデューサーはキース・リチャーズ。1968年は妖精と呼ばれていた彼女が、今回のジャケットではタバコをふかしながら虚ろな目で遠くを見つめる女性に・・・。なんとも重い25年だ。

Joe Pass _ The Stones Jazz

 Joe Passの“The Stones Jazz”。

 こちらはジャズ・ギタリストの巨匠、ジョー・パスがストーンズの曲をカバーしたアルバム。全編にわたってストーンズの曲がジャズ・アレンジで演奏されている。ネット上でストーンズとジャズの関係をリサーチする際、“ローリング・ストーンズ(スペース)ジャズ”で検索すると決まってこのアルバムが上位でヒットする。というか、ジャズ・ミュージシャンがストーンズの曲をカバーしたアルバムとなると、ストーンズのツアー・サポート・メンバーであるティム・リースが発表した2枚と、ジョー・パス以外は見当たらない。ビートルズの曲のジャズ・カバーなんぞは星の数ほどあるのに、ストーンズはこんなに少ないものか?。今後のリサーチ課題だ。

The Chieftains _ Long Black Veil

 The Chieftainsの“Long Black Veil”。

 アイルランドのトラディショナル・ミュージック・バンド、ザ・チーフタンズのアルバム。チャーリー・ワッツは1曲に参加。こちらはチャーリー・ワッツのソロとしての参加ではなく、クレジット上はローリング・ストーンズとしての参加。

 Tom Pettyの“An American Treasure [DELUXE EDITION] (4CD)”。

 最後は昨年急逝したトム・ペティのベスト・アルバム。彼の音楽歴を俯瞰した追悼盤だ。

 トム・ペティは、僕が初めて観に行ったコンサート(1986年の16歳)。ボブ・ディランのバック・バンドとしての来日公演だったけど、僅か4曲のみ演奏されたトム・ペティ&ハートブレーカーズの曲にノック・アウトされて依頼約30年。単独来日公演を熱望し待ち続けいたけど叶わず鬼籍に入ってしまった。

 このアルバムが発売されたのは9月末だったのに今まで購入できなかったのは、これを買ってしまうと本当にトム・ペティが終わってしまうのが嫌だったから。思い起こすたびに悲しくなる。合掌・・・。

 

 (ブログのカテゴリーはCharlie @ Jazzですが、チャーリー・ワッツはこのアルバムには参加していません。)