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"Long Ago and Far Away"日本盤

Charlie Watts _ Long Ago and Far Away

 帰宅すると、ヤフオクで落札したチャーリーの”Long Ago and Far Away”(日本盤)がご到着。本日も小確幸。

 このアルバム、当然持ってましたよ(・・・輸入盤で)。このたびHPなんぞを作り始めたら、チャーリー・ワッツの”Jazz  Work”をコンプリート・コレクションしたくなり、あえて日本盤を再購入。何故かと言えば、日本盤にはあの忌まわしきボーナス・トラックなるものが2曲追加されているのだ。

 日本盤にだけ許されているボーナス・トラック。当然、安価な輸入盤に対しての安直な対抗策としか考えられない。本来アーティストが「あーでもない、こーでもない」と練りに練って作り上げた作品に、こうも簡単に曲を足してよいものか?。しかも最後の最後に2曲だけとは如何なものか?。アルバム全体を聴き通して、『いいアルバムだったな~』と感慨に耽っているときに、どう考えても不出来なボーナス・トラックが聴こえてきて興醒めしたことは数知れず。せめて、ボーナスCDを別につけてドドーンと5曲くらいは入れてほしい。

 ・・・と散々愚痴りつつも、コレクターにとってはこのボーナス・トラックなるものがなんとも心をくすぐる。しかも、『日本盤限定のボーナス・トラック』などと銘打たれると即刻ノックダウンである。日本に生まれて良かった~~などと変な愛国心まで湧いてしまう。こうしてコレクターの散財は続き、日本経済は発展するのだ・・・メデタシ。