Jerry Allison
"To me, some of the finest drumming came from Jerry Allison [one of Buddy Holly's Crickets]. He is one of the finest drummers and very underrated."*
"He plays songs; he doesn't play the drums, and that's what I'd love to do. I can't do that, though, because I have Max Roach, who is a drummer, inside of me. Yet I'll never be Max Roach and I'll never be Jerry Allison."*
- Charlie Watts -
*)"Charlie Watts' Favorite Drummers"
「私にとっての最高のドラミングのいくつかは、ジェリー・アリソン(バディ・ホリー&ザ・クリケッツのメンバー)から学んだものだ。彼は最高のドラマーの1人だけど、ずいぶん過小評価されているね。」
「彼はドラムを演奏するのではなく、曲を演奏するんだ。それは正に私がやりたいことなんだ。でも、私の中にはドラマーであるマックス・ローチがいるからそれができない。 だからマックス・ローチにも、ジェリー・アリソンにもなれないんだ。」
~ チャーリー・ワッツ ~
Recorded : 1957,02,05 - 1958,08
Released : 1995
1. That'll Be The Day
2. I'm Lookin' For Someone To Love
3. Words Of Love
4. Not Fade Away
5. Everyday
6. Oh Boy!
7. Peggy Sue
8. I'm Gonna Love You Too
9. Maybe Baby
10. Rave On
11. Think It Over
12. Fool's Paradise
14. It's So Easy
15. Heartbeat
バディ・ホリーはアメリカのロック・ミュージシャンで、1956年~1959年にかけてザ・クリケッツを率いて活動した。エルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー等とともにロック創世期を代表するミュージシャンの一人で、後のローリング・ストーンズやビートルズにも大きな影響を与えた。1959年のツアー中、搭乗した小型機の墜落事故により若くして逝去した。
ストーンズは本国イギリスで'Not Fade Away'を3枚目のシングルとしてカバーし、初のトップ10ヒット(最高3位)となった。なお、アメリカではファースト・シングル(48位)としてリリースされている(アメリカ盤ファースト・アルバム"England's Newest Hit Makers"にも冒頭1曲目に収録)。この後も、カバー曲としては珍しくストーンズのライヴ定番曲の一つとして何度も取り上げられている。
また、2005年8月21日から2007年8月26日にかけて行われたローリング・ストーンズの《A Bigger Bang Tour》では、バディ・ホリーの'Learning the Game'がキース・リチャーズのヴォーカルでカバーされている。
バディ・ホリーについて、ミックとキースはインタビューで次のように語っている。
「レコードのジャケットを見るまでバディ・ホリーは黒人だと思ってた。」
「バディから曲の書き方とそれをまとめる方法を学んだ。彼は美しい作家さ。」
(ミック・ジャガー)
「1958年頃(イギリスでは)エルヴィスかバディ・ホリーの二派に分かれてたよな。見りゃすぐに分ったもんさ。エルヴィスファンは黒の革ジャン、バディのファンは何となくバディっぽい恰好してたもんだ。」
(キース・リチャーズ )
The Rolling Stones
"Singles Collection: The London Years"
Disc-1
5. Not Fade Away
The Rolling Stones
"England's Newest Hit Makers"
1. Not Fade Away
The Rolling Stones
"Got Live If You Want It"
4. Not Fade Away
The Rolling Stones
"Stripped"
3. Not Fade Away
The Rolling Stones
"Totally Stripped"
CD-1
1. Not Fade Away
DVD-2
1. Not Fade Away
The Rolling Stones
"Voodoo Lounge Uncut"
CD
2. Not Fade Away
DVD
2. Not Fade Away
The Rolling Stones
"The Biggest Bang"
DVD-1
11. Learning the Game
“Jim Keltner is another marvelous drummer, and a lovely guy. He's one of those crossover guys who can do anything, and he is a master of them all. He did a lot of things in London years ago, and he used to come and see us play a lot because he's friends with [trumpet player] Jim Price and [saxophonist] Bobby Keys, who were working with us then. He likes hanging out with Ronnie and Keith because they're fun to be with, and I'll say, ‘Does your wife know you're here?’*
- Charlie Watts -
*)"Charlie Watts' Favorite Drummers"
「ジム・ケルトナーはとても素晴らしいドラマーで、いい奴だ。 彼は何でもできるクロスオーバーのドラマーで、すべての分野でマイスターでもある。 彼は数年前にロンドンでたくさん仕事をしていて、トランぺッターのジム・プライスやサックス吹きのボビー・キーズと友達だったので、私たちの所へよく遊びに来てたんだ。 彼はロニーやキースと一緒につるむのが好きなんだ。だから私は言ったんだ、『かみさんは、お前がここで楽しんでるのを知ってるのか?』って。
~ チャーリー・ワッツ ~
Recorded : 1988,04 - 05
Released : 1988,10,17
Traveling Wilburys
Additional personnel
トラヴェリング・ウィルベリーズは、1988年にジョージ・ハリスンを中心にロイ・オービソン、ボブ・ディラン、ジェフ・リン、トム・ペティで結成された覆面バンド。各アーティストの所属レコード会社が異なる関係上、実名を伏せた「ウィルベリー兄弟」というコンセプトであった。ジム・ケルトナーもバスター・サイドベリー(buryのside?)の匿名を与えられ、アルバム全編に参加している。
なお、セッション・ドラマーとして八面六臂の活躍をしているジム・ケルトナーは、1960年代から現在に至るまで実に多くのアーティストと共演している。ストーンズ関係ではチャーリー・ワッツ、ミック・ジャガー、ロン・ウッド、ビートルズ関係ではジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、その他にもボブ・ディラン、ブライアン・ウィルソン、エルトン・ジョン、ジョニ・ミッチェル、エリック・クラプトン、ライ・クーダー、ロッド・スチュアート等々、正に枚挙にいとまがない。
ウィルベリー兄弟とは同時期の活動として、1985年ボブ・ディランの“Empire Burlesque”、1987年ジョージ・ハリスンの“Cloud Nine”、1989年ロイ・オービソンの“Mystery Girl”、トム・ペティの“Full Moon Fever”に参加している。
チャーリー・ワッツとは、2000年に“Charlie Watts Jim Keltner Project”で共同名義のアルバムをリリースしている。
Charlie Watts Jim Keltner Project
“Charlie Watts Jim Keltner Project”
Bob Dylan
“Empire Burlesque”
George Harrison
“Cloud Nine”
Roy Orbison
“Mystery Girl”
Tom Petty
“Full Moon Fever”