Recorded : 1988,05,20 - 1988,06,06
Released : 1988,08,30
8. Slow Turning
ジョン・ハイアットはアメリカのシンガー・ソングライターで、ニュー ウェーブ、ブルース、カントリーなど、さまざまな音楽スタイルで活動してきた。
"Slow Turning"は、1988 年にリリースされた9 枚目のアルバム。タイトルトラックの'Slow Turning'は、デニス・クエイド主演の2002年の映画ドラマ「ザ・ルーキー」でも取り上げられヒットを記録した。「車の中でチャーリー・ワッツのようにドンドコ叩く子供達に怒鳴ってる」と歌われている。チャーリーのドラムは『ドンドコ』か?と疑問を感じるが、中盤とエンディングでリフレインされる'Not fade away'でのチャーリーのドラムは、確かにジャングル・ビートの『ドンドコ』だ。
When I was a boy
I thought it just came to ya'
But I never could tell what's mine
So it didn't matter anyway
My only pride and joy
Was this'a racket down here
Bangin' on an old guitar
And singin' what I had to say
I always thought our house was haunted
'Cause nobody said boo to me
I never did get what I wanted
Now I get what I need
It's been a slow turnin'
From the inside out
A slow turnin', baby
But you come about
A slow learnin'
But you learn to sway
A slow turnin', baby
Not fade away, not fade away, not fade away
Now I'm in my car
I got the radio down
An' I'm a'yellin' at the kids in the back
'Cause they're bangin' like'a Charlie Watts
You think you come so far
In this one horse town
Then she's laughin' that crazy laugh
'Cause you haven't left the parkin' lot
Time is short and here's the damn thing about it
You're gonna die, gonna die for sure
And you can learn to live with love or without it
But there ain't no cure
There's just a slow turnin'
From the inside out
A slow turnin'
But you come about
A slow turnin', baby
But you learn to sweat
A slow turnin'
Not fade away (x5)
A slow turnin' (x4)
Released : 1982,10,25
5. エリーゼのために
RCサクセションは、1968年に忌野清志郎を中心として結成され、2009年に忌野が逝去したことにより事実上バンドは解散した。
『BEAT POPS』(ビート・ポップス)は、バンド絶頂期の1982年にリリースされた6枚目のアルバム。5曲目の「エリーゼのために」のエンディングには、清志郎が影響を受けたと思われるミュージシャン達が登場する。ロック、ジャズ、ブルーズ等と取り留めがないようにも思われるが、ブラックミュージックをベースとした渋い人選となっている。
エリーゼのために捧げるPops
ちょっといいカンジの踊れるやつ
腰うごかしてもっともっとベイベー
エリーゼのために捧げるPops
ちょっとおかしくてキモチEの
腰うごかしてもっともっとベイベー
エリーゼは部屋でピアノのレッスン
ドキドキ指がからまっちまう
腰うごかしてもっともっとベイベー
エリーゼが本当に好きなのは
ピアノじゃないのよママ
エレキギター、窓からもれる太いギター
破れるようなでかいギター
後悔しそうな固いやつ
不良が弾いてるエレキギター
エリーゼのために今夜のセッション
夜中の3時に帰ればいい
腰うごかしてもっともっとベイベー
エリーゼのために捧げるPops
おまえの黒いこころにプレゼント
腰うごかしてもっともっとベイベー
Oh,もっともっとベイベー
Oh,もっともっとベイベー
(Be Be Be Beat Pops・・・・)
もっともっとベイベー
(Be Be Be Beat Pops・・・・)
(Be Be Be Beat Pops・・・・)
Come on! ブルーデイズ
あの娘の好きなヤードバーズ
あの娘の好きなグレイス・ジョーンズ
あの娘の好きなデボラ・ハリー
あの娘の好きなプリテンダーズ
あの娘の好きなチャーリー・ワッツ
Be Be Be Beat Pops
あの娘の好きなキース・ムーン
あの娘の好きなゲイリー・グリッター
あの娘の好きなジャニス・ジョプリン
あの娘の好きな仲井戸 麗市
あの娘の好きなマーク・ボラン
あの娘の好きなローランド・カーク
あの娘の好きなエディ・コクラン
あの娘の好きなエルモア・ジェイムズ
あの娘の好きなビッグ・"O"
Beat Pops...
Released : 1991,07,25
YO-KING(倉持 陽一)は、THE 真心ブラザーズのメンバーとして1989年にデビューした。1991年以降はソロでも活動している。
『倉持の魂』は、本名の倉持陽一の名義でリリースされたファースト・ソロ・アルバム。冒頭1曲目の「あたたかいぼくの部屋」で、「チャーリー・ワッツが僕に不敵な笑いをなげかける」と歌われている。確かにチャーリーの笑顔には、ライヴ中の屈託のない笑顔と、フォト・セッションでの何かを考えているような不敵な笑顔がある。
なお、歌詞にはレイ・デイビス(ザ・キンクス)、ビートルズ、ジョン・レノンも登場している。
正しい事 間違ってる事など
どうでもいいのさ
僕はお先に失礼して
ドタバタ踊るさ 君と僕とで
あたたかいぼくの部屋で
かっこいい事 かっこわるい事など
どっちでもいいのよ
僕は早く家(うち)に帰って
みかんを食べたいよ
こたつにはいって
あたたかいぼくの部屋で
外は冬の嵐 窓をうつ雨の音
チャーリー・ワッツが僕に
不敵な笑いをなげかける
かくれていたいんだ 外は寒い雪
あたたかいぼくの部屋で
リラックスしたいんだ
古いロックで
あたたかいぼくの部屋で
外は冬の嵐 窓をうつ風の音
レイ・デイヴィスが僕に
ふざけたいんねんふっかける
かくれていたいんだ 外はからっ風
あたたかいぼくの部屋で
あたたかいビートルズの歌で
あたたかいジョン・レノンの声で