‘(I Can't Get No) Satisfaction’は1965年にシングル盤でリリースされた、言わずと知れたローリング・ストーンズを代表する一曲。アメリカ、イギリスのシングル・チャートで1位を獲得している。ミック・ジャガーは「この曲が俺達を一介のロック・バンドから巨大な怪物バンドに変えたんだ」と自負している。一方、キース・リチャーズは「シングルにするのを嫌がったんだ」とインタビューで答えている。
Recorded : 1963,05 - 1970,02
Released : 1965,08,20 [Single] / 1989,08,15 [3CD-Box]
Disc 1
19. (I Can't Get No) Satisfaction
“Charlie Watts meets the Danish Radio Big Band Recorded Live at The Danish Radio Concert Hall, Copenhagen 2010”では、ストーンズの曲を3曲取り上げている。いずれも1960年代のシングル曲で、ボックス盤の“Singles Collection : The London Years”で聴くことができる。
本ボックス盤は、タイトルの通りロンドン・レコード在籍時に発表されたシングルを集めた作品で、ロンドン時代の全シングル曲が収録されており、B面の曲もほぼ網羅している。
なお、ジャズ・ギタリストのジョー・パスも、ストーンズのカバー・アルバム“The Stones Jazz”で同曲を取り上げている。
Joe Pass
"The Stones Jazz"
7. (I Can't Get No) Satisfaction
ローリング・ストーンズの‘You Can't Always Get What You Want’(邦題「無情の世界」)は、1969年にシングル盤B面曲(A面は‘Honky Tonk Women’)としてリリースされ、同年のアルバム“Let It Bleed”にも収録されている。
Recorded : 1963,05 - 1970,02
Released : 1965,08,20 [Single] / 1989,08,15 [3CD-Box]
Disc 3
5. You Can't Always Get What You Want
The Rolling Stones
Additional personnel
1969年7月にリリースされたシングル盤では、イントロのコーラスとヴァースの一部分をカットした短縮バージョン(4'50")で収録され、同年12月リリースのアルバム“Let It Bleed”にはフル・レングス・バージョン(7'30")が収録されている。また、同年12月に製作された“Rock and Roll Circus”でも披露されている。
なお、ドラムスはプロデューサーのジミー・ミラーが担当したため、チャーリー・ワッツはこの曲の録音には参加していない。
The Rolling Stones
"Let It Bleed"
9. You Can't Always Get What You Want
The Rolling Stones
"Rock and Roll Circus"
17. You Can't Always Get What You Want
ローリング・ストーンズの‘Paint It Black’(邦題「黒くぬれ!」)は、1966年にシングル盤としてリリースされ、アメリカ、イギリスのシングル・チャートで1位を獲得している。
Recorded : 1963,05 - 1970,02
Released : 1965,08,20 [Single] / 1989,08,15 [3CD-Box]
Disc 2
4. Paint It Black
イントロのシタールが印象的な曲で、続いてチャーリーのドラムが弾けて曲を導入する。シタールを弾いているのはブライアン・ジョーンズ。キース・リチャーズは「17世紀のファンキーなソナタとしては素晴らしい」と語っている。
ジョー・パスも、ストーンズのカバー・アルバム“The Stones Jazz”で同曲を取り上げているが、こちらは完全にジョーのジャズ・ギター曲に仕上げられている。
Joe Pass
"The Stones Jazz"
8. Paint It Black