Released : 2019,11,29
エルヴィス・プレスリーやロイ・オービソン、トニー・ベネット等のボーカルと、ロイヤル・フィルハーモニー・オーケストラとコラボレーションさせたクリスマス名曲集。ビートルズのアルバムでも有名な、ロンドンのアビー・ロード・スタジオでレコーディングされている。
スティーブ・シドウェルは、チャーリー・ワッツの初ジャズ・アルバム”Live at Fulham Town Hall”にトランぺッターとして参加しているが、本作ではロイヤル・フィルハーモニー・オーケストラの指揮者およびアレンジャーとして参加している。
Recorded : 1991,05,25-26
Released : 1993,05,01
本作はバンド名のとおり、ハリー・ベケット(fgh)を含む4人のフリューゲルホーン奏者とリズム隊3人による1991年録音の作品。ハリー・ベケットは、イギリスのフリージャズやインプロヴィゼーション・ミュージックの主要人物のひとりに挙げられるが、本作ではストレート・アヘッドなジャズに近い。ハリー・ベケットのはつらつとした演奏を、3人のフリューゲルホーン奏者が温かく丸く包み込むような作品となっている。
Recorded : 2008
Released : 2008,10,20
2008年の録音当時、73歳のハリー・ベケットがプロデューサーにUKダブ界の巨匠エイドリアン・シャーウッドを迎えて制作された。レコーディングには、ジャマイカのトップ・プロデューサー/トラック・メイカーのジャズワド、UKレゲエの重鎮アスワドのメンバーであるカールトン“バグラー”オリビエ、ジャマイカ出身のルーツ・レゲエ・シンガーであるジュニア・デルガド、クラブシーンと密接な関係を持つヴィブラフォン奏者オーフィー・ロビンソン等が参加している。
当時、ハリー・ベケットは次のように語っている。
「このアルバムに収録された音楽は、リズム、旋律とも素晴らしく壮大だ。私はそのメロディックな音に感化されて、アドリブに活かすことができた。参加したミュージシャンたちはとてもリラックスした雰囲気の中でレコーディングに望み、そして作り上げた作品である。私は人々が口ずさむ音楽、人々が聴き入る音楽、そして人々が踊る音楽を作ろうと考えていた。それがこのレコードのすべてである。」
Recorded : 1992,12,16 -19
Released : 1993,04,09
Network(ネットワーク)は、チャーリー・ワッツ・オーケストラのトランペット奏者テッド・エメットが参加しているフュージョン・バンド。マイルズ・デイヴィスやジャコ・パストリアスを彷彿させるようなプレイを聴かせてくれる。
Recorded : 1954,04 / 1954,11 / 1955
Released : 2016,12,21
ジミー・デューカー(tp)が、エクスワイヤ・レーベルに残した3つのリーダー・セッションをまとめたワンホーン・カルテットの作品。
Recorded : 2004,09,26
Released : 2005,05,01
ポール・ラザフォード(tb)と、ライヴ・エレクトロニクスを操る二人組みロバート・ジャービス、ローレンス・キャサリーの共演アルバム。トロンボーンの音を電気ケラリー(別名「ライブコンピューター処理」)を使用してデジタル分解し再構築したもの。最終的にはラザフォードをソリストとした電子協奏曲となっている。
Released : 2000
アニー・ホワイトヘッドは、1955年7月16日イングランドのランカシャー生まれのトロンボーン奏者。高校でトロンボーンを学んだ。彼女はジャズのみならず、ロックやスカバンドにも参加していたことがあり、ジャミロクワイやスパイスガールズとも共演している。
ジャズ界においては、サックスやトランペットと比べるとどうしても地味な存在のトロンボーン。しかも女性となると希な存在だ。しかし、このアルバムは彼女らしく多種多様な音楽で溢れており、トロンボーンの音色と音質の魅力が詰まっている。赤い唇と輝くマウスピースのジャケットも印象的。