Other Jazz Men's Albums

チャーリー・ワッツと共演したジャズ・メンのリーダー・アルバム、参加アルバム


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Charlie Watts Played as a Sideman

Chico Hamilton Quintet

Chico Hamilton Quintet featuring Buddy Collette

Recorded : 1955,08,04 / 23

Released : 1956

Chico Hamilton Quintet _ Chico Hamilton Quintet featuring Buddy Collette
  1. A Nice Day
  2. My Funny Valentine
  3. Blue Sands
  4. The Sage
  5. The Morning After
  6. I Want to Be Happy
  7. Spectacular
  8. Free Form
  9. Walking Carson Blues
  10. Buddy Boo
  • Chico Hamilton : drums
  • Buddy Collette : tenor saxophone, alto saxophone, flute, clarinet
  • Fred Katz : cello
  • Jim Hall : guitar
  • Carson Smith : bass

 本作は、ウェスト・コースト・ジャズの名ドラマー、チコ・ハミルトンが率いるクインテットのファースト・アルバム。通常のクインテットとは異なるピアノ・レス、1管の編成で、代わりにフレッド・カッツのチェロとジム・ホールのギターが加えられている。管楽器はマルチ・リード・プレイヤーのバディ・コレットが、テナー・サックス、アルト・サックス、フルート、クラリネットを一人で演奏しており、曲によりブルーズ風、スパニッシュ風、クラシック風と多様な音楽性を聴くことができる。

 なお、3曲目の'Blue Sands'は、ジャズ映画の名作と言われる『真夏の夜のジャズ』("Jazz On A Summer's Day")でも取り上げられている。


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Collaborated in BBC Four "Jazz 625 Live"

Scott Hamilton

The Man Plays Requested Standards

Recorded : 1993,08,31

Released : 1993,11,21

Scott Hamilton _ The Man Plays Requested Standards
  1. Autumn Leaves
  2. Stardust
  3. It Could Happen To You
  4. It Never Entered My Mind
  5. Bernie's Tune
  6. East Of The Sun (And West Of The Moon)
  7. Time After Time
  8. Setagaya Serenade
  9. That's All
  10. All The Things You Are
  11. Indiana
  • Scott Hamilton : tenor Saxophone
  • Brian Lemon : piano 
  • Dave Green : acoustic bass
  • Allan Ganley : drums

 1993年ロンドンで録音されたスコット・ハミロトン(ts)のスタンダード集。彼のほとんどのリーダー・アルバムを制作してきたコンコード・レーベルの20周年を記念して、日本のジャズ専門誌「スイング・ジャーナル」の読者からのリクエストにもとづいて収録曲が決定されている。冒頭の「枯葉」('Autumn Leaves')、「スター・ダスト」('Stardust')を始め、日本人にもお馴染みのスタンダードが並んでいる。

 リズム隊はチャーリー・ワッツ・クインテットでもお馴染みのデイブ・グリーン(b)とブライアン・レモン(p)、ドラムはアラン・ガンリが勤めている。


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Collaborated in Denmark

Don Byas / Bud Powell

A Tribute to Cannonball

Recorded : 1961,12,15

Released : 1979,03

Don Byas _ A Tribute to Cannonball
Front Sleeve : Don Byas
Bud Powell _ A Tribute to Cannonball
Back Sleeve : Bud Powell
  1. Just One of Those Things
  2. Jackie My Little Cat
  3. Cherokee
  4. I Remember Clifford
  5. Good Bait
  6. Jeannine
  7. All the Things You Are
  8. Myth
  9. Jackie My Little Cat
  10. Cherokee

  • Don Byas : tenor sax
  • Bud Powell : piano
  • Cannonball Adderley : alto sax (10)
  • Kenny Clarke : drums
  • Idrees Sulieman : trumpet (5-8)
  • Pierre Michelot : bass

 チャーリーはストーンズに加入する以前は、グラフィック・デザイナーとして働くかたわら、いくつものバンドに参加していた。

 ビル・ワイマン著の『ストーン・アローン』には、次のように記されている。

 

 アレクシス・コーナーとチャーリーは彼がチェルシーのトレバドール・クラブで演奏しているときに出会っている。1961年の夏の終わり、コーナーは自分のバンドに参加しないかと誘ったが、チャーリーは最初は断っていた。その代わりに、彼は数か月、デンマークに仕事に出かけた。そこで彼は、権威あるアメリカ人のジャズ・サキソフォン奏者、ドン・バイアスと一緒に何度かプレイした。

 1962年1月、落ち着かない気分でロンドンに戻った彼は、まもなくアレクシスに再会した。*

*) ビル・ワイマン / レイ・コールマン著『ストーン・アローン』(上) P.134

 

 上記によれば、チャーリーがデンマークに滞在していたのは、1961年9月頃から1962年1月頃で、その間にドン・バイアスと共演したことになる。ドン・バイアスのレコーディング記録を調べてみると、本作のレコーディングを1961年12月15日行っているので、ちょうどチャーリーがデンマークに滞在していた時期と重なる。ドン・バイアスは1950年代初頭にオランダのアムステルダムに移住して、ヨーロッパを活動の拠点としていた。

 本作は"A Tribute to Cannonball"と題されているが、1961年の録音当時キャノンボール・アダレイは存命で、本作にはプロデューサーとして(CDに収録された10曲目のボーナス・トラックにはサックス奏者で)参加している。長い間お蔵入りとなっていたが、1979年、28年振りに日の目をみることになった。おそらくは1975年8月8日に亡くなったキャノンボールへの「追悼」という形でリリースされたのであろう。

 チャーリーとキャノンボール・アダレイの繋がりとしては、1997年から98年にかけて行われたローリング・ストーンズの《ブリッジ・トゥ・バビロン・ツアー》の<Across the Bridge>で、キャノンボール・アダレイの'Sticks'をバック・ミュージックとして使用していた。

The Rolling Stones

"Bridges to Babylon"

12. Across the Bridge (*Sticks) 

Cannonball Adderley

"Mercy, Mercy, Mercy! Live at "The Club""

4. Sticks