Recorded : 2014,03,12-14
Released : 2014,11,11
2014年に50周年を迎えたダニッシュ・レディオ・ビッグ・バンドの作品。編曲と指揮は同ビッグ・バンドで40 年以上メンバーとして活躍するトロンボーン奏者のヴィンセント・ニルソン。
本作はニルソン初の大編成のバンドを手掛けたもので、教会音楽を聴いて育ったというバックボーンを大きくフィーチャーした作品。スピリチュアルなヴォーカルもフィーチャーしている。ゴスペル・ムード漂うサウンドで、ニューオリンズ/トラッド的な楽しさと、ヨーロッパの洗練を感じさせるサウンドが絶妙にミックスされている。
なお、チャーリー・ワッツ・クインテットのジェラルド・プレゼンサー(tr, flugel)もバンドの一員として参加している。
Recorded : 2007,11,5-9
Released : 2008,04,29
1980年デンマーク生まれのフリューゲルホルン・トランペット奏者、マッズ・ラ・クールのファースト・ソロ・アルバム。2007年にデンマーク・ジャズ・ミュージシャン・オブ・ジ・イヤーを受賞している。
Recorded : 1998,05,11 / 08,03
Released : 2000,11,14
ヴィンセント・ニルソンは、1951年生まれのスウェーデン人トロンボーン奏者。ダニッシュ・レディオ・ビッグ・バンドには、1974年からメンバーとして参加している。
本作はいわゆる"Spiritual Music"のアルバム。"Spiritual Music"は一般的に『黒人霊歌』を指す場合が多いが、本作ではあまり《黒っぽさ》を強調することなく、白人霊歌(ホワイト・スピリチュアル)も含めたトラディショナル・ソング集として聴くことができる。
なお、ダニッシュ・ラジオ・ビッグ・バンドでは、2014年にバンド結成50周年を記念して、ヴィンセント・ニルソン(tb)が中心となってアルバム”Spirituals”を制作している。
The Danish Radio Big Band
"Spirituals"
ペニーレ・ビヴォルテは1994年にデビューし、デュオからビッグバンドまでさまざまな編成のバンドに参加している。また、ソロ、作曲家としてもデンマークのジャズ・シーンで活躍している。
本作は1998年にリリースされた2作目のソロ・アルバム。ギター、パーカッションを加えた5人編成で、彼女ならではのアンサンブルを聴くことができる。
Recorded : 1993,06,01-02
Released : 1993
ウッフェ・マルクセンは、デンマークのテナー・サックス奏者でベース・クラリネットも演奏している。本作は、モーダル・ジャズをまろやかなトーンで歌い上げるテナー・サックスのフレージングが魅力となっている。
Recorded : 2001,04,29-30
Released : 2002,01,01
ラース・モラーは、デンマークのジャズ・サックス奏者でオーケストラの指揮者としても活動している。ラース・モラー・グループでは1995年から2001年まで活動し、本作は5枚目でグループとしてのラスト・アルバムとなった。スカンジナビア・ジャズにインドの打楽器タブラを加えることにより、モダン・ジャズにはない音響的な融合を果たしている。
Recorded : 2001,08 -12
Released : 2002,04,15
ペレ・フリデルはデンマークのサクソフォン奏者で、”Charlie Watts Meets the Danish Radio Big Band”でチャーリーと共演している。
”Go Jaz”はペレのソロ・プロジェクトで、「スウェーデンのフォーク・ミュージック、ループ、ビートの要素を備えた電気音響ジャズ」を、電子プログラミングのレイヤーを使ってアコースティック・ジャズで演奏されている。10曲中8曲はペレのオリジナルで構成されている。
Recorded : 2012,10,14-16
Released : 2013,04,24
デンマーク人ジャズ・ピアニストのストーン・ラスムッセンが、ブラジル人名シンガー・ソングライターのレオ・ミナックス(vo,g)を迎えて制作されたブラジリアン・ジャズ・アルバム。
かねてよりブラジル音楽との関連性が深い北欧ジャズ・シーン。中でもストーン・ラスムッセンは、そのプレイ・スタイルと造詣の深さで、現在の北欧ブラジリアン・ジャズ・シーンのトップ・プレイヤーのひとりと言われている。
Recorded : 1995,05 - 10
Released : 1996
デンマーク人ジャズ・シンガーで、ソングライターでもあるマリア・モンテール(vo)による1996年にリリースされたセカンド・アルバム。デンマーク語による優しい響きのジャズ・ヴォーカルを聴くことができる。
ソーレン・フロスト(ds)はDR・ビッグ・バンドのドラマーで、本作には全編にわたり参加している。