Recorded : 2003,05,23 / 2004, 05,24
Released : 2004,07,20
ジュリアン・アルグエル(ts,ss)のジャズ・オクテットに、20人のストリング・アンサンブルを加えて制作された、アルグエルの6枚目のリーダー・アルバム。ジャズと現代クラシックが美しく調和しており、アルグエルのプレイヤーとしてだけではなく作曲家としての才能も感じさせられるアルバムとなっている。
なお、チャーリー・ワッツ・アンド・テンテットのメンバーであるヘンリー・ローサーがトランペットとフリューゲルホーンで参加している。
Recorded : 1970
Released : 1970
1941年イギリス生まれのヘンリー・ラウザーは、ジョン・メイオールやマンフレッドマン、キーフ・ハートリー等のバンドを始め、数多くのセッションに参加してきた。
本作は、ラウザーが1970年にリリースした唯一のソロ名義アルバム。トランペット、フリューゲルホーン以外にも、ヴァイオリン、パーカッションも演奏している。1960年代末から台頭してきたジャズ・ロックに分類されるが、電子楽器で目立つのはエレクトリック・ピアノだけで、繊細な演奏は1969年にリリースされたマイルズ・デイヴィスの"In A Silent Way"からの影響を感じさせる。
なお、雑誌「レコード・コレクターズ」でお馴染みの連載《ブリティッシュ・ロックの肖像》で、ヘンリー・ラウザーは2018年10月号・11月号・12月号で紹介されており、自身の多様な活動歴やチャーリー・ワッツについての素敵なエピソードも語っている。
レコード・コレクターズ
2018年10月号
レコード・コレクターズ
2018年11月号
レコード・コレクターズ
2018年12月号
Recorded : 1996,05,06-10/13-15
Released : 1997,06,17
1997年にリリースされたマーク・ナイチンゲールとリアス・ビッグ・バンドによるアルバム。
マークは9歳でトロンボーンを始め、10代でミッドランド・ユース・ジャズオーケストラと、国立ユース・ジャズ・オーケストラで演奏した経験を持っている。彼はカルテット、クインテットから彼自身の作曲とアレンジによるビッグバンドまで様々なグループで作品を発表している。
Recorded : 1992,06 - 12
Released : 1993,03,09
元々スティングは、ポリスでデビューする前は地元のビッグ・バンドでベースを弾いていた経歴がある。ポリス解散後のソロ・アルバムでは、腕利きのジャズ・ミュージシャンを従え、質の高いアルバムを発表し続けている。本盤は1993年にリリースされたスティング5枚目のソロ・アルバム。本作でもマーク・ナイチンゲール(tb)をはじめ多くのジャズ・ミュージシャンが参加している。
なお、サックスのデビッド・サンボーンは、ローリング・ストーンズの1983年リリースされたアルバム“Undercover”に参加しており、チャーリー・ワッツとの共演を聴くことができる。
Recorded : 1993
Released : 1993,07,05
本作はアイスランド出身のビョークが1993年にリリースした実質的なファースト・ソロ・アルバム。アメリカでは1993年8月22日付の『ニューヨーク・タイムズ』紙で、「ジャズへの愛とレイヴへの情熱を融合させた」と評された。
Charlie Watts And The Tentetのライブ・アルバム“Watts at Scott's”にパーカッショニストとして参加しているルイ・ジャーディムは、本作ではベース、ドラムス、パーカッションと全面的にビョークをサポートしている。
Released : 2016,11,11
アンソニー・カーは北アイルランドのベルファスト出身のビブラフォン奏者。このアルバムは、6年間に渡り制作されたジャズ・スタンダード集で、キャスリン・ウィリアムズ(Vo)と共演している。